廃業するにも業績改善
2017年中小企業白書でのアンケート結果にこう書いてありました。
廃業したいタイミングは、黒字が確保しているうちだと。
赤字の会社は赤字が解消されてからだと。
理由は他人に迷惑をかけたくないからでしょう。
赤字が膨らんで借入金が大きくなる前に廃業したいと思っているのです。
逆に、赤字が解消されないため廃業したくともできない会社も一定数あることがアンケートでは示されています。
このことから何が言えるかというと、廃業するにも経営改善が必要だということです。
慢性的な赤字会社は借入金の返済どころか、仕入先への代金や給与も未払いの会社があります。
この状態からのリカバリーは非常に厳しいことがあるでしょう。
全ての会社が事業再生可能だとは思っていません。
中には廃業やむなしと考える経営者もいることでしょう。
しかし、赤字のままだと廃業すらままなりません。
まずは、どうすれば経営改善することができるかを考えることが大切です。
※上記内容は、以前別の屋号で書いたブログと同じ内容になります。