うまくいくか否かを分けるのはやっぱりシンプル。でもできない人にはすごく難しい
このテーマは何回か取り上げた気もするけど、大事なことなので何度も繰り返しますし、これからも取り上げると思います。
うまくいっている経営者といかない経営者は何が一番違うのかという話です。
うまくいかない経営者は、うまくいかない理由を自分以外の責任にしています。
逆に、うまくいっている経営者でうまくいかない理由を自分の努力不足以外のところにして話を終わらせている人はいません。
もちろん、うまくいっている経営者だって、環境は厳しいよ、とか、業界の将来見通しは暗いよ、とか、状況を正確に理解することはします。でも、ここで終わりません。
「だったらこうしよう」が必ず出てくるのです。
それがうまくいくかはやってみないと分かりません。
でも、失敗したらまた別な方法をやればよいだけです。
うまくいっていない経営者はここまできていません。
外部環境は厳しいよ、で終わってしまうのです。
人口が減っているから仕方ないよ、で終わってしまうのです。
得意先が買ってくれないんだからダメだよ、で終わってしまっているのです。
そこから、じゃあどうするか、が出てこないのです。
結局環境の厳しさはみんな一緒で、その中から勝ち負けが生まれている以上、環境は経営が厳しい理由として通用しないということでしょう。
経営者の仕事は、ハードルが低かろうと高かろうと経営を成功させることです。
業績を上げることです。
であれば、ハードルが高いからといって努力をしないわけにはいかないのです。
たくさんのうまくいっている経営者、うまくいっていない経営者を見てきましたが、一番根本的な違いは努力の姿勢だと感じています。
もし心当たりのある経営者がいらっしゃいましたら、外に目を向けるのではなく、まず自分の内面を見つめ直すべきです。
一番認めたくない部分のはずです。
それまでの人生を否定するようなものですから。
でも、それは一番大事なことでもあるはずです。
それをしないと、現状はきっと変わりません。
宝くじが当たるようなことは起きません。
つらくとも、自分の見たくないところに正面から向き合うことで次が始まるのです。
※上記内容は、以前別の屋号で書いたブログと同じ内容になります。