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基本ができていないのをチャンスと考える

2017年から「おもてなし規格認証制度」の本格運用が始まりました。これは、目に見えない「サービス品質」をレベル別に4段階の認証をするものです。

効果としては二つありそうです。

一つは第三者による認証なので、サービス品質の客観的な保証になることです。認証の取得後は認証マークや登録証をお客の目に付くところにおき、PRすることができるということです。

二つ目はベストプラクティスのヒントがあるということです。

取得には取り組むべき項目30項目のうち、一定数の取り組みに該当しなければいけません。項目の内容としては「ITを用いた適切な会計処理と、売上集計・仕入などの効率的な管理」など、中小企業にとっての課題が記載されています。

これらの課題は一つ一つは比較的簡単なものが多いのですが、やはり現状の中小企業ではできていない会社も非常に多いのです。

これは逆に考えると、比較的簡単に改善できるということでもありますから、チャンスととらえることができるわけです。

自社のサービスレベルに不安があったら、一度「おもてなし規格認証制度」を調べてみるのもよいかもしれません。

※上記内容は、以前別の屋号で書いたブログと同じ内容になります。