栃木県の市町村はこんなところ~第十九弾:小山市~
栃木県の市町村の紹介をしていきます。第十九弾は小山市です。
1.小山市はこんなところ
(ココにある)
小山市は県の南部に位置し、人口は167,820人(2018/10)、栃木市、下野市、真岡市、野木町、茨城県結城市、筑西市、古河市と隣接しています。
小山市は新幹線で都内から約40分、車で約100分のアクセスです。
(コレが有名)
小山市では、
関ヶ原の戦いへの分岐点となった「小山評定」、
栃木市でもご紹介した「渡良瀬遊水地」、
軽くて柔らかくて温かい最高級の絹織物「結城紬」、
が有名です。
(おやまブランド)
おやまブランドに認定されているのは、
おやま和牛(3品目)、
お山の豚(4品目)、
かんぴょう(4品目)、
麦・米類(9品目)、
地酒(17品目)、
ハトムギ(10品目)、
野菜(4品目)、
小山うどん(4品目)、
結城紬(3品目)
です。
(ふるさと納税)
小山市のふるさと納税では、
おやま和牛、
とちおとめやスカイベリーといったイチゴ、
小山産コシヒカリ、
小山餃子、
地酒、
が人気のようです。
また、寄付額が大きくなると、結城紬の返礼品もあるようです。
(様々な支援)
小山市では各種支援策があります。
住むにあたっては、転入により新たに住宅を取得した人への補助金、住宅ローンの金利引き下げといった支援制度があります。
仕事面では、新幹線の定期券一部補助、中心市街地出店補助、農業後継者支援補助などがあります。
子育てにおいては、18歳までの医療費が無料、第三子以降の保育料免除といった比較的オーソドックスな制度から、私立幼稚園入園料助成、ひとり親家庭医療費助成まで幅広い支援があります。
教育面でも、各種奨学金のほか、小中一貫教育や小学一年生からの「英語科」設置など独自の支援制度があります。
(小山市の高校)
小山市の高校には、
小山工業高等専門学校(国立/偏差値62)、
小山高等学校(公立/偏差値57-59)、
小山城南高等学校(公立/偏差値46)、
小山西高等学校(公立/偏差値52)、
小山北桜高等学校(公立/偏差値40-43)、
小山南高等学校(公立/偏差値37-42)、
があります。
2.小山市のココに注目
(小山評定)
小山評定とは、1600年、会津の上杉討伐のために小山に来た徳川家康が、石田三成挙兵の報を受け、諸武将を集めて関ケ原の合戦に臨むことを決めたとされる軍議です。
この軍議によって江戸幕府成立への道筋がつけられたとされ、小山市では「開運のまち」としてブランド化を図っています。
小山評定が行われたとされる小山市役所付近には石碑が立っています。
(渡良瀬遊水地)
渡良瀬遊水地は栃木市でもご紹介したため、同じ内容になります。
渡良瀬遊水地は、足尾鉱毒事件による鉱毒を無害化することを目的に作られた外周30kmの日本最大級の遊水地です。
ハート形をした谷中湖、
「日本で一番自由な空」とも言われる渡良瀬遊水地の空間を利用したスカイダイビング、熱気球、ウルトラライトプレーン、グライダー、
60種類の絶滅危惧種を含む約1,000種の植物、
58種類の絶滅危惧種を含む263種の野鳥(日本で確認できる野鳥の半分!)、
62種類の絶滅危惧種を含む約1,700種の昆虫、
44種の魚(栃木県や群馬県にすむ魚の約70%~80%)、
がセールスポイントです。
(結城紬)
結城紬は小山市の東部を中心に生産されている高級絹織物であり、下野市、茨城県結城市でも生産されています。
「重要無形文化財」、「伝統工芸品」、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。
軽く、温かく着心地が良いのが特徴です。
おやま本場結城紬クラフト館では、
着心地体験、
糸つむぎ、地機織りの実演見学、
コースター織り体験、
ができます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(参考Webサイト)
小山市:http://www.city.oyama.tochigi.jp/
小山市観光協会:http://oyama-kankou.info/
栃木県移住・定住促進サイト小山市:http://www.tochigi-iju.jp/about/oyama
みんなの高校情報 栃木 小山市:https://www.minkou.jp/hischool/search/tochigi/09208/
※上記内容は、以前別の屋号で書いたブログと同じ内容になります。